
先日、山の会のメンバーのFさんから「10日、蕎麦打ちやるからおいで」とお誘いがありました。
週末は友達誘って山歩き予定でしたが、友達と予定が合わずで、天気はまあまあ良いけど、直接
もあったことだしお邪魔することになりました。
場所は旧四賀村にある坊主山クラインガルテンのセンターハウス。約10名ほど集まりましたよ。
クラインガルテン(Kleingarten)。
言葉の響きからもわかるようにドイツで盛んな歴史をもつ農地の賃借制度で、日本では市民農園として親しまれています。
ここ坊主山クラインガルテンは平成5年に始まった草分け的存在で名前は知っていましたが、訪れたのは今回初めてです。
遠く、北アルプス燕岳あたりがよく見えるのどかなところです。
近くには福寿草の群生地があって、以前写真を撮りに来たことがあります。また、近くの会田産の玉子は松本・安曇野では食卓に並ぶこともあるでしょう。

先生はお誘い頂いたFさんの同級生だそうです。4段の腕前だとか。ちなみに蕎麦打ちが本業ではないそうです。

本日は二八蕎麦。蕎麦は堀金産と先生の自宅栽培の2種類。
広い蕎麦畑をお持ちのようですね。
粉は先生の手の中で魔法のようにかたまり、そして紙より薄く伸びていきます。(途中だいぶ省略してますよ~)
普段は外国産のそば粉で練習するそうです。練習した外国産でも欲しいです
何事も日々研鑽、その道のプロになるには努力が必要です。

♪トントントン♪機械より正確に1.7mm位の細麺が出来上がりました。

端から端まで厚さが均一ですね~。昔、クレームでお客さんから返品された製品の厚さが規格の倍くらいあり、平謝りしたことを思い出しました。
茹でるのもプロがやりました。
せっかく美味しそうに出来上がったのですから最後まで美味しくいただきたいものですね。
少し硬めの仕上げ。風味と手打ちらしいコシを十分味わうことができました。
蕎麦を大量に茹でるというと、昔、グループホームで温かい蕎麦がそばがきみたいに玉になってしまったのを思い出します。(作ったのは自遊人じゃないよ。ひとりお婆さん激怒してました)

2種類の蕎麦、先生が自宅栽培したそば粉は、少し青いうちに収穫したものだそうですが、風味がまろやかで何とも言えない美味しさでしたよ。
信州の食、蕎麦打ちにチャレンジするのはまだだいぶ先の話になりそうです。
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