安曇野にあるD51の移設
安曇野の有明・立足地区。
松川との境近くの田んぼの真ん中に、ぽつんと置かれていたD51。
地域の人によって塗装されたりして大事にされてきましたが、太陽光発電の施設ができるとのことで、移動することになりました。
調査が進められ、2/13~15の日程で移動の様子が公開で行われましたので、土曜日(14日)に見てきました。
油を差したりして慎重に作業が進められます。
テレビで「昔は蒸気で、今は重機で動かす」なんて、洒落た報道もされたそうですが、仮設線路の上を重機が引っ張ります。
今まで石炭車がつながれてたので見ることのできなかった、機関室を見ることができました。
電車の如何にも電気仕掛けの運転台と違って、重厚感溢れ、如何にもメカっぽくて格好いいです。
地元のケーブルテレビ局が取材に来ていましたよ。
地元保存会、立足区の方のおもてなし。ひげ爺がぬかくどおにぎりの応援に来ていました。
子供達がじいちゃんばあちゃんや家族に連れられて遊びに来ていました。
田んぼの真ん中で車座になってます。何してるのかなぁ?
線路を少しづつずらしながら、移動していきます。今は使われている場所も少なくなった犬釘。犬走りのような砂利のところで使うから犬釘って言う説が聞けましたよ。
ここにD51があることを知らなかった人もいます。
かつて篠ノ井線を蒸気機関車が走っている時代のことを知る人もいます。
もっと篠ノ井線に近い場所に移設する話もありました。
でも、ここにD51はいます。地元の人の思いの詰まった機関車を大切にして欲しいですね。
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